2011年 05月 19日
宮城県名取市へ行ってきました |
GW中に宮城県名取市へ行ってきました。
津波で壊滅的被害に遭ったゆりあげ地区の在るところです。
震災直後より個人ボランティアとして名取市で活動していた母校の学生さん
(東京大学法学部3年伊藤翔太さん)
が企画した「縁日」プロジェクトの賑やかし要員として、
フープ15本と衣装を担ぎ、学生諸君と一緒に東北道をバスに揺られて参りました。
皆さんと同じように、わたしも「自分にできることをしたい」と思ってはいたものの
歌舞音曲に類するものの出番はまだ先のことであろうと考えていましたので、
「こんな時だから楽しく盛り上げてください」という言葉とともに
現地の方のプロジェクト支援を取り付けて来、きっちりお膳立てしてくれた
発起人さんと運営の皆さんに感謝しつつ、便乗させていただいた次第です。
会場となったのは名取市文化会館。
市内でも最大の避難所で、5月4日現在も300名ほどの方が生活されていると伺いました。
ステージ衣装のままグリーティングをしたり炊き出しを手伝ったりしているうちに
自分の出番になりました。
ショーの一部がこちらです。
Hooping Snow White
ステージとなったデッキは日当たりの良さから洗濯物干し場として使われているようでした。
ガラス越しに避難所での生活の様子が伺えます。
ショーはダンスパフォーマンスとフープを用いたゲームの二部構成にしました。
パフォーマンスをお目に掛けて楽しんでいただくことよりも
観覧している皆さんにゲームに興じてもらうことのほうがより意味のあることであったと、
名取後の今、強く感じています。
ゲームは三つ。
最初は参加者同士の自己紹介から始まって、
互いの名前を呼び合いながらフープを転がしキャッチするもの。
二つ目は鬼ごっこ。ただの鬼ごっこではなく、
鬼につかまってフリーズした人を回復させるフープ天使役を設けました。
そして三つ目はリレー。グループに分けて着順を競い合いました。
名前を呼び合うこと、フープをリリース&キャッチしあうこと、
誰かを救う存在になれること、
誰かに公然と助けを求める存在になれること、
チームで助け合うこと。
心の回復の過程でキーとなるであろう要素を盛り込んだ内容にしてみました。
思いっきり体を動かすと、自然と笑顔になれます。心がちょっと楽になります。
笑いや喜びは波及します。
元気にはね回る子供達は、周りも元気にします。
子供達とは日が暮れてこちらの体力ゲージがゼロになるまで遊びました。
わたし一人のできたことなどなにほどのものでない、本当に些細なことに過ぎず、
だからこそ沢山の人が長期に亘って関わることが必要とされるのだと、しみじみ思い知らされました。
これから何度でも何年でも足を運びます。
地方でも見られるテレビ番組にもどんどん出たいです。番組制作会社さん、お仕事待ってます。
些細なことを、少しずつ、できるだけ長く。
津波で壊滅的被害に遭ったゆりあげ地区の在るところです。
震災直後より個人ボランティアとして名取市で活動していた母校の学生さん
(東京大学法学部3年伊藤翔太さん)
が企画した「縁日」プロジェクトの賑やかし要員として、
フープ15本と衣装を担ぎ、学生諸君と一緒に東北道をバスに揺られて参りました。
皆さんと同じように、わたしも「自分にできることをしたい」と思ってはいたものの
歌舞音曲に類するものの出番はまだ先のことであろうと考えていましたので、
「こんな時だから楽しく盛り上げてください」という言葉とともに
現地の方のプロジェクト支援を取り付けて来、きっちりお膳立てしてくれた
発起人さんと運営の皆さんに感謝しつつ、便乗させていただいた次第です。
会場となったのは名取市文化会館。
市内でも最大の避難所で、5月4日現在も300名ほどの方が生活されていると伺いました。
ステージ衣装のままグリーティングをしたり炊き出しを手伝ったりしているうちに
自分の出番になりました。
ショーの一部がこちらです。
Hooping Snow White
ステージとなったデッキは日当たりの良さから洗濯物干し場として使われているようでした。
ガラス越しに避難所での生活の様子が伺えます。
ショーはダンスパフォーマンスとフープを用いたゲームの二部構成にしました。
パフォーマンスをお目に掛けて楽しんでいただくことよりも
観覧している皆さんにゲームに興じてもらうことのほうがより意味のあることであったと、
名取後の今、強く感じています。
ゲームは三つ。
最初は参加者同士の自己紹介から始まって、
互いの名前を呼び合いながらフープを転がしキャッチするもの。
二つ目は鬼ごっこ。ただの鬼ごっこではなく、
鬼につかまってフリーズした人を回復させるフープ天使役を設けました。
そして三つ目はリレー。グループに分けて着順を競い合いました。
名前を呼び合うこと、フープをリリース&キャッチしあうこと、
誰かを救う存在になれること、
誰かに公然と助けを求める存在になれること、
チームで助け合うこと。
心の回復の過程でキーとなるであろう要素を盛り込んだ内容にしてみました。
思いっきり体を動かすと、自然と笑顔になれます。心がちょっと楽になります。
笑いや喜びは波及します。
元気にはね回る子供達は、周りも元気にします。
子供達とは日が暮れてこちらの体力ゲージがゼロになるまで遊びました。
わたし一人のできたことなどなにほどのものでない、本当に些細なことに過ぎず、
だからこそ沢山の人が長期に亘って関わることが必要とされるのだと、しみじみ思い知らされました。
これから何度でも何年でも足を運びます。
地方でも見られるテレビ番組にもどんどん出たいです。番組制作会社さん、お仕事待ってます。
些細なことを、少しずつ、できるだけ長く。
by hoopayumi
| 2011-05-19 23:41
| AYUMIよりお知らせ